テクたまごを設立する土台となったのは、10年間にわたって盲学校用教材を開発し、大学生のものづくり活動で作った作品を全国に寄贈してきた「音声点字教具」グループによる活動です。それらの教材の基本は音声式。視覚障がいがある児童は、自分のとった学習行動に音声フィードバックがある教材をとても喜びます。一度も見たことがない新しい概念を学ぶ時にもっとも難しいのは、今から学ぶことに興味を持つこと。音声式教材は、それまで高かった学習導入時のハードルに、スロープをつけるように「面白い!」という感情を持たせることに成功してきました。ここでご紹介するのは、NPO法人化の前に全国に贈ってきた教材の数々です。この続きはぜひ、みなさんの力で。